2018/12/18

ペレットストーブを数日間使用しての雑感

ペレットストーブを暖房器具として使ってみたところ、想像以上に暖かかったです(正直、侮っていました)。使用前までは寒冷地仕様のエアコンを暖房に使っていましたが、灯油ファンヒーターに慣れているとエアコンの暖房ではどうしても物足りなく感じることが多く、悩んでいました。しかし、ペレットストーブは実際にペレットを燃やすことで、灯油ファンヒーター並みの暖かさを提供してくれます。

また、灯油ファンヒーターでは燃焼時に水分が発生し、繊維系断熱材の大敵である内部結露のリスクがありましたが、ペレットストーブではその心配が少ないのもメリットです(ただし、ペレットの燃焼によって湿度は下がりますし、冬季はもともと湿度が低くなるため、気化式加湿器などでバランスよく加湿する必要があります)。

メンテナンスについては、使用前に灰の清掃が必要ですが、それほど手間ではありません。ペレットの補給については、使用環境や機種によって異なりますが、例えば事務所などで一日中使う場合、3日で2袋(20kg)程度が必要で、ほぼ毎日補充することになります。しかし、薪ストーブと比べればはるかに手軽で、気軽に管理できる点が良いと感じました。

イニシャルコストは薪ストーブ本体と同程度でやや高めですが、薪ストーブに必要な煙突工事(本体と同程度の費用)が不要なため、薪ストーブに比べるとお手軽です。ランニングコストについてはまだ長期間使っていないため明確には言えませんが、エアコンと同程度ではないかと思っています(ただし、ペレットの入手については上伊那森林組合で可能ですが、驚くべきことに配達サービスがないのが少々不便です)。

多少の不満点はありますが、総じてペレットストーブには満足しています。