2021/08/17

お盆休みは豪雨災害により、僕が住んでいる辰野町でも大きな被害がありました。とくに隣町の岡谷市川岸で発生した土石流では、辰野町在住の方が亡くならたということで、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、負傷された方、そしてご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 
その他、前述の土石流にともなう中央道の一部区間の通行止めや、辰野町にある飯田線の橋脚が傾いたことによる一部区間の運休、また、辰野町のホームページの閲覧ができなくなっているなど、生活インフラに大きな被害が出てしまいました。
 


 


 


 
僕自身は今回の豪雨で直接的な被害を受けることはありませんでしたが、こうした気象災害が日常的に頻発している状況を目の当たりにし、建築設計の専門分野においても、災害の発生を前提に設計を進める必要があると感じました。例えば、青木淳さんが設計した建三次市のホール「きりり」のように、水害を想定して建物をピロティで5m浮かせる設計が求められるのだと痛感しました。