2026/02/02

水の音が強い日。石にぶつかり、白く泡立ちながら流れていく川。

凍りかけた縁、乾いた草、冷たい空気の中で、景色の輪郭がはっきりしている。

少し歩くと、古い看板や立入禁止の札、錆びたトタンの壁、コンクリートのブロック塀。

整っていないもの、色あせたもの、使われ続けてきた痕跡が、そのまま風景になっている。

神社の赤、石積みの黒、遠くに見える山の白。

派手じゃないけど、静かで、強くて、ちゃんとこの土地の色をしている。

そんな、伊那谷の冬の断片の記録。